今回、仮想通貨取引での利確(利益確定)状態について書いていきます。
その前に、皆さん仮想通貨で稼ぎまくっていますか? 🙂 (笑)
この利確(利益確定)状態を正しく理解しておかないと後々大変な事になるので改めて確認、知っておきたい内容になると思います。
なぜならば、利益がでたならば年度末に確定申告の義務・税金を払う必要があるからですよ!
仮想通貨取引の税金に関しては国税のホームページで指針を示していますので1度確認しておく事は重要です。
今回ここでは、税金内容は割愛しますが間違った利確(利益確定)での申告や無申告したと時は追徴課税で莫大な税金を払わないといけなくなるので気をつける必要があると思います。
まあ、申告が必要なのは20万以上の儲けが出た人が対象なのでそれ以下の人は申告する必要はありませんが・・・
利確(利益確定)と言われる状態とはどんな時?
では、仮想・暗号通貨取引において利確(利益確定)状況とはどのような状態なのか説明します。
まず、次の状態が利確状態となります。
①購入した仮想通貨を売却(取引所内JPY)した時に利確です。
②購入した仮想通貨を他のコインに変えた時も1度目の利確状態です。変えたコインをJPYにしたら2度目の利確状態です。
まあ、①の状態は問題なく理解できますよね!
例 20円のリップル(XRP)を10万円分(5000通貨)購入しました。25円になったので全通貨を売却しました。
(25×5,000)-100,000=25,000円
儲かった25,000円が利確です。
次に②の状態は2度の利確状態なります。
例 20円のリップル(XRP)を10万円分(5000通貨)購入しました。25円で儲かっているので1BTC20万円(0.625通貨)のビットコインに変えました。
その後値上がりして1BTC250,000円になったのでJPYで売りました。
このような通貨同士の交換は通算で計算する人がいますが間違いですので気を付けてください。
(25×5,000)-100,000=25,000円
通貨同士の交換した場合は、1度、円に売却したとして1回目の利確計算をします。
次に交換したビットコインを改めて買い直し、再度売却したとする2回目の利確として計算しなくてはなりません。
先ず1回目 (5,000×25)-100,000(元金)=25,000円の利確
次に2回目 (250,000×0.625)-125,000(元金)=31,250円の利確
以上が仮想・暗号通貨取引においての利確(利益確定)計算の仕方になります。
補足 ビットコインで物を購入したりしても利確計上が必要ですのでご注意を。
一度その時のレートで売却し現金に換えた。そのお金で物を購入したとする流れになります。
しっかりメモに残しておく必要がありますね。